EFFORT機構の取組み

教育点検

本学では、教育の質保証の仕組みとして2019年度にアセスメント・ポリシーを試行導入し、2年間の試行運用を経て、2021年度からアセスメントプラン(学修成果の評価・改善の方針)として本運用に移行し、教育点検活動を本格化しました。本プランは、本学で定める3つのポリシーが適切であるかどうか、また3つのポリシーに基づき適切に機能しているかの視点から、学生が確実にディプロマ・ポリシーを達成できるようカリキュラムをマネジメントするため、大学、学部学科(カリキュラム)、授業科目、学生のそれぞれのレベルでの学修成果および教育成果を総合的に点検し、その結果を教育・授業改善、ならびに学生自身の成長に繋げていくことを目的としています。

アセスメントプラン
(学修成果の評価・改善の方針)
授業科目レベル・カリキュラムレベル・全学レベルのアセスメントの流れ
教育開発推進機構

機構長(副学長)

教育開発推進会議

教育開発推進機構 
教学マネジメント部門 
評価・推進部会※

    アセスメントプランに基づく教育点検活動の推進と点検結果の評価

  • カリキュラム点検および教育点検報告:年2回、学科・センターにおける教育点検結果の報告およびレビューを行う。
  • プログラムレビュー(カリキュラム評価):数年に1回、特にカリキュラム改正を控えた学科について、数年間を通したカリキュラム評価を行う。

学科・教養力育成センター

    教育プログラムの有効性検証

    授業点検書に基づいて、各学科・センターにおいて、学年ごとの学修状況およびカリキュラム全体を通した学修成果の達成状況を評価する。また、教育プログラムの有効性検証(カリキュラム点検)においては、アセスメント指標(授業アンケート、学習ポートフォリオの授業振り返り、成績評価、取得単位数/平均GPA/学科別成績評価分布等)に基づいて実施する。

教 員

    授業内容・方法の有効性検証

    前期・後期終了後、「授業点検書」を作成、提出(点検対象科目)

評価・推進部会 構成員
部門長、各学部長、教養力育成センター長、研究科長、教学マネジメント委員、部門員、特任教員

学生レベルのアセスメント

本学のアセスメントプランにおいては、学生レベルのアセスメントが位置付けられており、教養力育成センターを起点に、FIT-AIM(学習ポートフォリオ)を活用した目標設定と振り返り支援、外部アセスメント受験と結果のフィードバックなどの取組を行っています。

  • Action

    次期の成長に向けたフィードバック(面談・コメント)が不可欠。教養力育成科目で働きかけとフィードバックを実施。

  • Plan

    • 学習ポートフォリオ
    • ルーブリック
  • Check

    「学生個人」でのアセスメント部分

    • 学習ポートフォリオ
    • ルーブリック
    • 単位取得とGPA状況
    • DP達成度レーダーチャート
    • ポイント制度
    • 海外プログラム学習成果
    • 資格取得、学生表彰 等
  • Do

    • AL型授業
    • FIT-Reply
    • 学習相談(FIT-inサポート)、基礎講座
    • 部活動、サークル
    • 地域貢献活動
    • 国際プログラム 等