福岡工業大学教員表彰制度
「FIT教育賞」について
福岡工業大学教員表彰制度「FIT教育賞」では、本学の教育力を維持発展させるために、熱心に教育活動を行い、教育改善活動に貢献したと思われる教員を表彰し、その功績およびグッドプラクティスを学内に共有することで本学の教育力の向上につなげることを目的としています。
これまで学部単位で実施していましたが、2024年度より、より全学的な取り組みとして再構成し、「グッドプラクティス部門」「グッドカリキュラム部門」「実践力育成部門」の3つの部門を設けています。
賞の名称と種類
「FIT教育賞」には、「グッドプラクティス部門」「グッドカリキュラム部門」「実践力育成部門」の3つの部門があります。
FIT教育賞
(1)グッドプラクティス部門(個人表彰)
- ・効果的な教育手法を取り入れている
- ・複数年で複数テーマ(ICT活用、PBL、自己調整学習、ALなど、推進していきたい教育手法)を設定し、そのテーマに沿った授業での取り組みを表彰
(2)グッドカリキュラム部門(チーム表彰)
- ・他学科に参考となるカリキュラムマネジメントを実施した学科を表彰
→全学DP策定後に詳細決定予定
(3)実践力育成部門(チーム表彰)
- ・実践力育成に寄与する教育(正課・正課外を問わない)を実施したチームを表彰
(例:初年次教育、英語力向上、基礎ゼミ、大学院進学の取組み、企業と連携した取組みなど)
表彰基準
- 授業の中でテーマに沿った新しい教育手法などに取り組み、一定の成果を上げたもの
- DPの達成を目指した優れたカリキュラムマネジメントの取組が行われているもの
- 正課・正課外を問わず、学生の実践力育成に寄与する教育に取り組み、一定の成果を上げたもの
選定方法
- 「グッドプラクティス部門」、「実践力育成部門」については、自薦・他薦を問わず、教職員および在学生にアンケート形式で当年度の活動についてエントリーを募る。その後、教育イノベーション部門会議の議を経て、教育開発推進会議の承認を得て表彰対象者を決定する。表彰対象者には、表彰状と副賞を贈呈する。
- エントリー時期は12月末日とし、その内容について翌年3月の教育開発推進会議で報告し、承認を得る。
- グッドプラクティス部門における表彰テーマは、教育イノベーション部門会議で協議し、各年度4月の教育開発推進会議で決定、教員への周知を行う。
2024年度のテーマ
- 1.学生の主体性を引き出す工夫の実施
- (例)自身の目標設定ができ、成長につながったと感じる工夫があった授業、教員の適切なフィードバックによりモチベーションが上がった授業
- 2.社会とのつながりを育む教育活動
- (例)学んでいる内容と社会とのつながりを実感できた授業
- 3.教育手法のDX推進
- (例)データおよびデジタル技術を活用することで、学習内容の理解が進んだ授業
備考
表彰対象者は、次年度中に公開授業または報告会(FD Café)を行う。公開授業、報告会を行う場合は、教育開発推進室と調整を行い、実施する。