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2018.10.11

「アドバンスト・プログラム」学生交流を実施しました(9/18~9/19)

9月18日(火)~ 9月19日(水)、「アドバンスト・プログラム」学生交流を実施しました。

「アドバンスト・プログラム」は1年次必修科目である「キャリア形成」の発展版として位置づけられたプログラムで、「社会」に対する認識や理解を深めるための学びの場を「学内」から「学外」へと広げます。具体的には、FD推進機構特任教員 宮本知加子先生の指導のもと、「企業訪問」と「学生交流」という2つの体験学習を柱とした事前事後学習を通じて、「社会」に対するより現実的な理解を深めると共に、幅広い他者との意見交換を通じて、ものの見方・考え方を広げていきます。「学生交流」では、2日間の合宿を通して、自分自身の今後の学生生活や将来についてOBの企業人から指導や助言を受け、幅広い学部・学科の学生との交流を通じてより広く深い視点から考えること、またコミュニケーションやプレゼンテーションの重要性を認識しその力を高めることを目的としています。グループで1日に2社を訪問する「企業訪問」を終えた1年生全学科27名と、CS(クラス・サポーター)先輩6名、卒業生企業人6名が参加しました。

 

1日目は本学にて、ランチを取りながらCSの紹介や合宿の目的を確認した後、まずはウォーミングアップで緊張をほぐしました。その後、「若手社員のリアル」と題し、本学卒業生の若手社員6名が2名ずつ3グループに分かれ、グループディスカッションを行いました。テーマは①人間関係(同僚・上司)②仕事のやりがい・求められていること③プライベートの3つです。グループディスカッションの後は、グループごとに意見をまとめて発表し、それに対して質疑応答が行われました。それぞれのテーマで活発に質問し、普段は聞くことのできない若手社員のリアルな話を実際に聞くことで、認識や理解がさらに深まりました。実際に卒業生の話を聞き自分の将来についてのイメージがしやすくなった、社会に不安を感じていたが希望の光が見えた、といった前向きな感想が聞かれました。
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最後に若手社員の皆さんから後輩たちへ、失敗を恐れず色々なことに挑戦してほしい、意識を高く持って可能性をつぶさないでほしい、自分が興味のあることを見つけて貪欲に学ぶとそこが強みになる、一度将来設計を立てそこから逆算して今やるべき事をしっかりとやっていってほしい、など熱いメッセージが送られ、1年生も真剣な表情で聞き入っていました。
1日目夜、合宿先であるグローバルアリーナにて夕食後、「大学で学ぶ意義」を劇で表現するという課題を提示され、グループごとに取り組みました。最初は戸惑いながらも、CSのアドバイスを受けながらまとめあげ、2日目、見事発表をやり遂げました。発表では、ロールプレイングゲーム風の劇で高校卒と大学卒の戦士が就職活動の面接場面で戦うなど色々なアイディアで、大学での専門的な学び、他学科など多様な人々との交流、主体性が養われることなど大学で学ぶ意義が表現されました。
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昼休みをはさんで、最後に全員で輪になって、一人ずつ今回のプログラムで学んだことや感想を発表しました。大学で学ぶ意義についてここまで深く考えたことがなくいい経験になったので次に繋げていきたい、色々な意見を共有することで今まで思いもつかなかった意見を知ることができ視野が広がった、久しぶりに何かに没頭して夢中になることの楽しさを思い出した、失敗を恐れず挑戦していきたい、などの言葉が聞かれました。皆の達成感と成長が感じられた、充実した2日間となりました。
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