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2023.03.16

「2022年度FIT-join活動報告会」を開催しました(2/28)

2月28日(火)、E棟3階セミナー室にて、2022年度FIT-join活動報告会を開催し、学生5名と全学教育開発WGの教職員を含め、計18名が参加しました。

まず、FIT-joinの武田直也さん(電気工学科2年)から、FIT-joinの役割として「本学の授業改善を、教員・職員・学生の三位一体で改善する活動」を通し、学びのコミュニティづくりに取り組んでいることが説明され、これまでの活動を通してFIT-joinと先生方との関係は深まってきたが、その他の学生と教職員のつながりが少ないとの認識から、2022年度はFIT-joinが「教職員と学生をconnectする(つなぐ)取組みを作る」ことを目標に掲げて活動してきたことが報告されました。

目標に対する成果として、教員と学生、学生と学生をつなぐイベントの開催、学生団体サミットでの他団体の学生との交流やFDCaféでの教員と学生とのがディスカッション、学生アンケートの結果の一部が大学の運営に反映されたことが挙げられました。一方で、イベントへのFIT-join以外の参加者が依然として少ないこと、各取組に参加するメンバーの偏りが生じたこと、メンバー間でのスケジュール調整が難しかったことが課題として挙げられました。

また、今年度は目標達成のために月一回の定期ミーティングを実施し、活動ごとに振り返りを行い、会議では司会、議事録作成等の役割を設け、各自責任をもって取り組んだことが報告されました。

 

続いて、主に取組んだ活動として、FIT-inセミナー、学生アンケート、FDCafé、教員、職員インタビュー、Join-Talks、インスタグラムの作成の内容と結果について報告がありました。

大野浩輝さん(知能機械工学科3年)から、2022年度のFIT-joinの活動を振り返り、今年度は多くの活動ができ取組の質が向上したことが報告されました。その要因として、ミーティングを通して計画的に活動したこと、チームで連携して取り組んだこと、毎回の活動で振り返りを行い次に活かしたこと、役割分担をして各自が責任を持って活動に取り組んだことが考えられると報告がありました。さらに、メンバー一人一人が活動に対して「自分のこと」と思って行動したことが結果につながったと考えられると報告がありました。

 

FIT-joinから、2022年度の活動を通して、今の本学にとって必要なこととして3点提案がありました。1つ目は学生アンケートでもコメントが挙がっていた教員や学生の「学部学科を超えた交流」について、学部学科を超えて、他の分野の人とのつながりを持てるきっかけとなるようなイベント等の開催について提案がありました。2つ目はそういったイベントに参加をしやすいように「学内スケジュールの見える化」について、全学でイベントを検討した場合、自学科のスケジュールはわかるが、他学科のスケジュール把握が難しく、調整が難しくなるためスケジュールを見えるようにしてはどうかと提案がありました。3つ目は、学生の声を常に拾えるような「目安箱の設置」の提案について、実際に目安箱を置くのではなく、ネット上でやり取りができれば教員と学生の交流を深めることができるのではないかと提案がありました。FIT-joinでもこれらの改善点を次年度の活動につなげていきたいと報告がありました。

 

意見交換では、WG委員から、「学生アンケートを通して学生の要望等が明らかになり、教職員では気づかない点に気づくことができた。」、「活動を通して持続的可能なサイクルを回すことができていると感じた。引き続き頑張ってほしい。」とのコメントがありました。また、「昨年度と比べて加入者が少なかったとのことなので、原因を考えて次年度はぜひ募集の方法などを工夫してみてはどうか。」とのアドバイスがありました。これについて、FIT-joinメンバーから、「myFITで説明会の日時を伝えていたが、あまり参加者が集まらなかったので、次年度はインスタ等を活用して積極的に参加者を増やしていきたい。」と回答がありました。さらに、「他団体との交流を通して気づいたことはあったか。」との質問については、FIT-joinメンバーから、「他団体では役割を明確にしているところもあったので、自分たちの中でも取り入れていきたいと思う。」と回答がありました。
最後に、WG長から、FIT-joinのメンバーへ今年度の活動に対しての謝辞と次年度への期待が述べられました。

 

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