3月5日(金)、E棟3階セミナー室にて、2020年度FIT-join活動報告会をオンラインと対面で開催し、学生5名と教育技術開発WG(以下、ACCWG)の教職員を含め、計21名が参加しました。
FIT-joinの永田祐也さん(電子情報工学科4年)が、FIT-joinは、「学びのコミュニティづくり」の役割を担うことを目的に活動しており、2020年度は授業改善に向けた提案力の強化及び活動に対する認知度の強化を目指し、オンラインと対面を併用して月に1~2回の会議を行いつつ、主に5つの取組みとその成果について報告がありました。
今年度は新型コロナ感染拡大防止のため新入生オリエンテーションが実施できなかったため、「友達づくりのきっかけ」や「学びの環境を知る」といった大学生活への一歩をスムーズに踏み出す場を入学時に設けることができなかった。そこでTeamsを活用したオンラインでの交流(FIT-inサポート)を実施したところ、延べ350人以上の学生が参加してくれ、新入生から「安心した」「楽しみだ」といったコメントがあったことの報告がありました。また、学生が授業や大学生活に対して抱いている不安や改善して欲しい点について学生の意見を集約し教員に伝えることを目的とした学生アンケートでは前期のオンライン授業におけるアンケートを行い、957名もの学生から回答を得ることができ、そのデータを集計・分析し、ACCWGにて教職員に結果報告と提案を行ったことが報告されました。さらに、12月にはFIT学生団体サミットを実施しコロナ禍における学生団体活動をテーマとしワークショップを行ったことや先生方に授業の工夫や学生への想いをインタビューし現在冊子にまとめていることが報告されました。
永田さんから、今年度のFIT-joinの活動を通して気づいたこととして、「状況に左右されずに手段を探し求めることが大切だと学んだ。今年度は例年開催していたイベントを今まで通り行うことができなかったが、私たちは多くのイベントを開催することができた。それは諦めず手段を探し求めたから。今後もこの気づきを活かしていきたい。」と報告がありました。さらに、「今年は想定していなかったケースに学生も教職員も頭を悩ませた一年であり、学生も授業へのモチベーションを高めるために新しい環境に慣れる必要があった。来年度はハイブリット型の授業が展開される中で学生アンケートの結果も踏まえ教職学で課題を解決していけたらと思う。」と次年度への期待が述べられました。
報告会の最後には一人一人が活動を通して気づいたことや今後の課題について発表を行いました。その中で、「この状況の中でどれだけパフォーマンスを上げることができるかが重要だと感じた。できないこともあったけど、それ以上に成果があったこともあったので、今後の自信に繋げたい」、「新入生の力になりたいとの思いで活動に取組んできたが、その中で一番の課題は横のつながりがないことだと感じた。来年度はそれを深めるような活動をしたい。」、「今年一年、他の活動では得られない経験ができた」等のコメントがありました。
意見交換では、WG教員から、横のつながりを作るために何をしたらよいかアイディアがあったら教えてほしいとの質問があり、交流イベントや大学に関する情報を得る機会を増やすといったことから、授業の中で課題を課す際に意図的にグループで解決するような仕組みがあったら良いのではといったことが挙げられました。
最後に、藤岡WG長から、「コロナ禍という初めての環境の中でFIT-joinのメンバーが新入生のために何ができるのかを考え、オンラインで始めたリモートカフェで毎日サポートする姿をみて心強く感じました。今後はアフターコロナを見据えながら、縦、横のつながりを創っていくために何ができるのか教職学で意見交換しながら大学を発展させていきたい。」と述べられ、教職員一同からFIT-joinのメンバーへ今年の活動に対しての謝辞が述べられました。