2022年6月29日（水）、FD推進機構全学教育開発WGの第2部にて、学生FD　FIT-join※1が2022年度の活動計画を発表し、学生20名に委嘱状が交付されました。
代表の辻田敬梧さん（工学部知能機械工学科3年）および大野浩輝さん（工学部知能機械工学科3年）から、本学における学生FD（FIT-join）では、本学の授業改善を学生の視点から教職員と一緒に考え、教職員と学生をつなぐ活動によって本学での「学びのコミュニティづくり」の役割を担う活動を継続しており、2022年度は昨年度の問題点を踏まえ、FIT-joinの活動をより多くの学生に知ってもらうこと、イベントへの参加者を増やすこと、授業形態の変化の中で先生方の考えや思いを学生に伝える活動、また、その逆の活動を課題として取り組むことが発表されました。今年度はjoinが教職員と学生をコネクトすることを重点事項とし、各イベントにFIT-join以外の学生が10人以上参加することを目標にしていると発表がありました。具体的には、学生アンケートを行い多くの学生の声を拾うこと、教員との意見交換の場にjoin以外の学生の参加を促すこと、教員インタビューの場をプレゼン形式にして、広く公開していくことを計画していると報告しました。

委嘱状交付式では、倪WG長および前田情報工学部長、藤井社会環境学部長、江口工学研究科長から15名のFIT-joinメンバーへ委嘱状が手渡され、「授業の受講者である学生の視点から気づくことを教職員に伝え、授業改善につながる活動を続けてください」とFIT-joinメンバーの活躍への期待が伝えられました。

今年度は、授業改善に向けた提案力の向上と学生FD活動に対する認知度の強化及び学生同士のつながりを重視した活動に取り組んでいきます。

※1　「学生FD　FIT-join」とは本学における学生FD　FIT-joinとは、本学の授業改善を学生の視点から教職員と一緒に考え、教職員と学生を”つなぐ”活動によって福岡工業大学での「学びのコミュニティづくり」の役割を担っています。