本学では、令和 4 年度授業実施方針の基本的な考え方として、「学修者本位の教育推進」を掲げ、その推進の中心軸と位置付けた対面授業を実施する方針が確認されています。一方で、コロナ禍における遠隔授業の経験を活かし、多くの授業の中で学生の学びを深めるために授業の中に様々な ICT 活用の工夫を取り入れ、対面との組み合わせで効果を上げるものや部分的に対面を超える効果を狙った取り組み等が実施されつつあります。
今回の FD Café ではそれらの授業実践事例を共有し、本学の目指すべき教育の方向性について意見交換を行うことを目的に開催しました。当日は学長をはじめ、教員48名と職員18名の計66名が対面とオンラインで参加する中、電気工学科松尾教授による授業実践事例紹介と5名のパネリストによる授業での工夫についての発表およびディスカッションが行われました。
トピックス
2022.07.08
第24回FD Café「本学学生に効果的な学びやツールとは」を開催しました (6/22)


反転授業の特徴として、授業中での板書だけでは学習範囲が限定的だが、課題を設けることで学びの幅が広がること、事前課題が半強制のため学習時間を確保できること、事前課題を通して学生同士でのグループ学習を促進できることが挙げられました。導入した当初は事前準備に時間がかかったため、いかに効率よく準備を行えるかを検討し、初めはTex(Lyx)を活用したが、今はすべての授業コンテンツをWordにして、WordにVBAプログラミングを適用して実施していることが動画で紹介されました。さらに、今後は確認テストを埋め込んで、実質的な視聴率を上げようと工夫していることが紹介されました。
コロナ禍で本学も遠隔授業を経験し、授業の在り方を改めて見直している中で、遠隔授業で培った知見を今後に活かしたい、大学基準協会に関わることになって感じたのは基準協会の基準はあるべき大学の姿のベースであり、本学は基準を満たしているもののさらなる教育の向上を目指すためには学生の気質、効果的な独自の教育を目指す不断の努力が大事であることが示されました。
質疑応答では、反転授業では事前学習をやらない学生が取り残されるのではないかとの質問があり、松尾教授から、全員がついてくるように毎回課題をチェックすることで、事前学習に取り組まない学生はおらず、グループで学習している様子も見られ、8割超の合格率で実施できていると回答がありました。
コロナ禍で本学も遠隔授業を経験し、授業の在り方を改めて見直している中で、遠隔授業で培った知見を今後に活かしたい、大学基準協会に関わることになって感じたのは基準協会の基準はあるべき大学の姿のベースであり、本学は基準を満たしているもののさらなる教育の向上を目指すためには学生の気質、効果的な独自の教育を目指す不断の努力が大事であることが示されました。
質疑応答では、反転授業では事前学習をやらない学生が取り残されるのではないかとの質問があり、松尾教授から、全員がついてくるように毎回課題をチェックすることで、事前学習に取り組まない学生はおらず、グループで学習している様子も見られ、8割超の合格率で実施できていると回答がありました。

パネルディスカッションでは、各パネリストから、授業への取組の工夫について以下の報告がありました。
赤木教授:反転実演に近い授業を実施。1回の実習中に複数の異なるテーマで実験を行っているので、各班に必要な動画を作成し、学生がプロコトルを作成、動画の作成には時間がかかるが授業時間で実習を効率的に実施できる。また、座学では双方向性を意識し、Googleフォームで小テストを作成し、回答をスクリーンに表示、正答率をフィードバックしている。
村山教授:すべての授業でFIT-AIMによる授業の概要と感想などの振り返りを入力させている。以前、紙でレポートを提出させていた時は他の学生のレポートを写している学生がいたが、FIT-AIMを活用することになって改善された。また、学生が授業の内容や使用しているスライドについて質問やコメントをくれるので、学生との双方向性がとれ、授業改善に役立っている。
宋教授:理系的な科目と文系的な科目を担当。文系的な科目で双方向性をどうやって確保するかが課題であったため、グループ発表を取り入れている。グループ発表のテーマは身近なビジネステーマとし、学生が調査し、発表することで講義だけではない実社会での知識を習得させている。また、発表の評価を公表しているため、学生が評価を参考にし、学びを深めるように工夫している。
尹教授:復習に力をいれるようにしている。授業ではパワーポイントを使用し、資料は印刷して配付。コロナ禍で授業録画をするようになり、今年度も矢無負えず出席できない学生も授業に参加できるように動画をstreamにアップしている。ミニテストをFormsで実施。利点は問題をランダムに設定することができることと欠席した学生も受験ができること、教員側としても成績管理がしやすい。また、学生の自主性を高めるために授業中での発言者に加点するシステムを実施、発言者や質問者が少しずつ増えている。
赤木教授:反転実演に近い授業を実施。1回の実習中に複数の異なるテーマで実験を行っているので、各班に必要な動画を作成し、学生がプロコトルを作成、動画の作成には時間がかかるが授業時間で実習を効率的に実施できる。また、座学では双方向性を意識し、Googleフォームで小テストを作成し、回答をスクリーンに表示、正答率をフィードバックしている。
村山教授:すべての授業でFIT-AIMによる授業の概要と感想などの振り返りを入力させている。以前、紙でレポートを提出させていた時は他の学生のレポートを写している学生がいたが、FIT-AIMを活用することになって改善された。また、学生が授業の内容や使用しているスライドについて質問やコメントをくれるので、学生との双方向性がとれ、授業改善に役立っている。
宋教授:理系的な科目と文系的な科目を担当。文系的な科目で双方向性をどうやって確保するかが課題であったため、グループ発表を取り入れている。グループ発表のテーマは身近なビジネステーマとし、学生が調査し、発表することで講義だけではない実社会での知識を習得させている。また、発表の評価を公表しているため、学生が評価を参考にし、学びを深めるように工夫している。
尹教授:復習に力をいれるようにしている。授業ではパワーポイントを使用し、資料は印刷して配付。コロナ禍で授業録画をするようになり、今年度も矢無負えず出席できない学生も授業に参加できるように動画をstreamにアップしている。ミニテストをFormsで実施。利点は問題をランダムに設定することができることと欠席した学生も受験ができること、教員側としても成績管理がしやすい。また、学生の自主性を高めるために授業中での発言者に加点するシステムを実施、発言者や質問者が少しずつ増えている。


実施後の参加者アンケートでは、「パネラーの先生方の具体的な取り組み事例や学生への対応姿勢が参考になりました。」、「学生にその場でフィードバックできる取り組みは、学生の意欲を伸ばす上で効果的であるように思えました。」、「松尾先生がおっしゃるように学生の気質を踏まえた教育が必要であり、またそれと共に、教員個人の特性や個性に応じた教え方が大切であると考えます。授業成功の鍵は、色々な教育手法やツールをトライして、自分に合った手法を見つけることが肝要であると思っています。」、「学生のやる気を引き出すことが大切で、先生方は学生のやる気を引き出すためにどのような工夫をされているか知りたい。」などのコメントがありました。