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2022.06.08

2030SDGsワークショップ@FITを開催しました (6/1)

FD 推進特別予算事業の FIT-SDGs プロジェクトの一つの取組として、2030SDGs ワークショップを開催しました。開始にあたり、プロジェクトリーダーの電気工学科 田島教授から、プロジェクトの趣旨と今後の活動内容の紹介があり、今回のワークショップは、教職員がまずSDGs について学ぶ場として設定したとの説明がありました。ワークショップには、教員 12 名・職員 19 名の計 31 名が参加し、一般社団法人イマココラボから能戸氏を講師に迎え、教職員がグループとなってカードゲームを体験しました。

このゲームは SDGs の目標 1 つ 1 つを細かく勉強するものではなく、なぜ SDGs が必要なのか、それがあることによってどんな変化や可能性があるのかを体験的に理解するための内容となっています。

参考:カードゲーム「2030 SDGs」の紹介 | 一般社団法人イマココラボ (imacocollabo.or.jp)
 
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2~3人のグループに配られたカードにはプロジェクトが書かれており、与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行うことで、最終的にゴールを達成することが目的です。プロジェクトには、経済・環境・社会それぞれに影響を与えるものがあり、プロジェクトが進行するにしたがって、世界のメーターが変化していきます。
中間報告の際には、世界のメーターは経済面が絶好調である一方、環境・社会は壊滅的な状況を示していました。これについて、ファシリテーターから、各グループのゴールを各自が目指した結果であり、互いに影響を与えることへの気づきが示唆され、後半のゲームでは、グループが助け合って、環境・社会に良い影響を与えるプロジェクトが進行し、最終報告では、バランスの取れた世界が達成される結果となりました。
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ゲーム後の振り返りでは、世界の情勢を見ながら限りある資金と時間ですべきことを学んだ、個人の視野の広がりを得た、世界を組織(本学)に見立て、自身の立ち位置を客観的に見て本学の研究・教育を良くするためにはどうすれば良いか考える良い機会となったとの感想があり、参加者の満足度の高さがうかがえました。
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FIT-SDGsプロジェクトでは今後、学生向けプログラムの開発・実施に向けて活動していく予定であり、随時活動状況を報告していきます。
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