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2020.10.26

2020年度後期クラス・サポーター(CS)研修を実施しました(10/21)

10月21日(水)、E棟3階R3教室にて、2020年度後期クラス・サポーター(CS)研修を実施し、本年度の授業科目でCSとして活動する学生ら30名と、教職員3名が参加しました。これは、宮本知加子先生(FD推進機構特任教員、教育技術開発WGメンバー)がファシリテーターとなり、「①アクティブ・ラーニング(AL)とは何かについて理解する。②CSの仕事内容や求められる役割について,理解する。③CSの経験による自身の成長やその可能性について検討する。」の3つを目的として実施したものです。活動年度中にCSが一堂に会して活動を振り返り、経験や考えを共有する取組として一昨年より10月に後期CS研修を実施しており、今回が3回目となりました。今回の研修はCS経験学生7名が運営スタッフとして各担当企画で進行役をつとめるとともに、CS経験者の立場から、参加者に本研修で持ち帰って欲しい学びや気付きなどについてのメッセージが伝えられました。また研修は、CS経験や学年をバランスよくミックスした5~6名のグループ(全5グループ)を単位に行われました。
宮本知加子先生
研修では、まず宮本先生より本研修の3つの目的について説明が行われた他、本学のALの定義や、AL全学展開により本学の人材育成目標である「実践型人材」の育成を図ること、ALをより効果的・効率的にするためにCSに期待されていることや、CS活動を通じてCS自身の学習深化にも繋げて欲しいこと等について説明がありました。
進行役をつとめる運営スタッフ
続いて学生運営スタッフの進行によるウォーミングアップに移り、グループごとにイラストを使った1人1分の自己紹介が行われ、会場内は緊張感を保ちつつも明るく活気付いた雰囲気になりました。
続くグループワークでは、「CSってどのような役割なの?」をテーマにディスカッションが行われ、まず講義中にCSの対応が必要となる様々な場面について各自が付箋に書き出し、それをグループ内で項目別に整理をした上で、各場面でCSに求められる対応や役割について話し合い、模造紙にまとめる作業が行われました。
  • グループディスカッション

CSの役割のキーワード発表
また、作業の最後には「CSの役割とは○○である」のキーワード○○をグループで考え、全体での共有が行われましたが、「(受講生の様子を)観察し寄り添うこと」、「先生と受講生の架け橋」、「先生と受講生との壁をなくすこと」、「受講生全員がCSになれるような手助けをすること」、「授業全体を活性化させるきっかけとなること」というキーワードが理由とともに発表されました。
「CS活動における振り返りチェックリスト」※
続いて、運営スタッフから「CS活動における振り返りチェックリスト」(全7項目、下記参照)を使ったCS育成目標の説明や、前期CS経験者が研修参加前に作成したチェックリストの回答結果について説明があり、全体傾向として、いずれの項目も「できた(できるようになった)と感じたか」について5件法で「どちらともいえない」と回答した割合が概ね3割となっており、コロナ禍で遠隔授業が実施されるなど例年とは異なる状況の中で、自身のCSとしての育成目標に対する達成度を判断しかねる回答が多かったこと、一方で、「5.受講生の気持ちに寄り添い、安心感を与えることができる」の項目に「全然できない」の回答者はおらず、これが全体傾向として見られた満足度や手応えの高さに繋がっていると考えられるとの説明がありました。

※「CS活動における振り返りチェックリスト」
CSとしてどのような人材を養成しようとしているのか明文化し、CS自身の成長の機会でもあることを意識すること、また、CS学生が自身の成長を確認するツールとして活用し、成長を実感できるようにすることを目的として作られたもの。2018年度CS合宿で、宮本先生と参加学生が共同で、CSによるどのようなサポートが必要かを話し合い、必要となるCSの資質を項目に分けて整理し、明文化する作業を通じて完成したもの。
目指すCS像についての決意表明
また、参加者全員が教室いっぱいに大きな円陣を組み、「CS活動における振り返りチェックリスト」の各項目に掲げられた育成目標を参考に、「○○の力を伸ばして○○なCSを目指します!」と決意表明が行われ、受講生一人一人の力を伸ばせるCS、身近な相談役としてのCS、受講生から頼られるCS、より学びやすい環境を作ることのできるCS、受講生一人一人に合わせたサポートができるCS、状況を適切に判断してサポートできるCS、受講生が授業の不安を解消できるCSなど、参加者それぞれが目指したいCS像とそれに向けて伸ばしたい力について発表がありました。
研修の最後に、宮本先生より総括が行われ、研修の様子からCSとしてとても頼もしく感じたこと、特にグループワークの中で、CSの役割について「受講生全員がCSになれるような手助けをすること」という発表があったことに触れられ、受講生をサポートするという制度導入当初のCSの期待役割にとどまらず、受講生全員がお互いに学びを促進しあえるようなサポート役を目指すところまできたことを感じたとのお話がありました。また、今後のCS活動においては、後輩学生がCSを良き先輩モデルとして憧れるような存在となって欲しいことや、コロナ禍で急遽遠隔授業への対応が必要となる中、どうやって受講生の不安を取り除けるか一人一人が考えて取り組んだ経験など、受講者とは異なる立場で得られた経験は、社会に出てからも使っていける力となるもので、自身の成長のためにもCS活動に取り組んで欲しいとのお話があり、今後の活躍への期待が述べられました。

今回の研修は約1時間半と短時間のものでしたが、今年度は、コロナ禍の影響でCS合宿をできなかったこともあり、CS同士が縦・横の連携を強める貴重な場となりました。CSが日ごろ感じていることや不安に思っていることを共有し、CS同士の交流ができる場をもつことは、改めて授業活性化のための推進力となると感じられた研修でした。
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