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2022.06.06

「FIT学生団体サミット2022」を開催しました(5/26)

5月26日(金)、E棟3階R1にて、FIT学生団体サミット2022を開催し、5団体(FIT-join、FIT隊、FIT女子会、学生自治会、GSL学生メンバー)に所属している学生24名が参加しました。本学では学生が課外活動において主体的に活動する組織が数団体あり、各々、大学のため、個々の成長のためなどの目的のもとに活動を行っています。FIT学生団体サミットは各団体の活動をお互いに共有、理解し、学内もしくは各団体における課題や解決策を学生同士で話し合う機会を持つことを目的に開催し、今回で3回目となりました。
 
今回は全体的なテーマを「大学における学生団体ってなに?」とし、学生団体の活動の目的や意義を改めて考え、大学での学びを充実させるために学生団体活動を通してなにができるのかを考えるサミットを目指しました。また、学内の学生及び教職員に活動を広く知ってもらうため、見学自由とし学生2名、職員14名が見学する中、開催されました。
開会にあたって、全体進行を務めるGSLメンバー代表の古賀琴乃さん(社会環境学科4年)が目的の確認を行い、テーマを意識しながらサミットに参加してほしいと決意が述べられました。
開催にあたり、FD推進室の川口課長から、みなさんはそれぞれの目的があって各団体に所属をしていると思いますが、まずはみなさんがなぜ学生団体に入ったのかを振り返った上でサミットの目的にもあるように、お互いの活動を共有、理解し、学生団体とは何かについてディスカッションしてほしいと述べられました。また、大学をより良い学びの場にするためにみんなの力を合わせていくことはSDGsの持続可能な開発目標の17番「パートナーシップで目標を達成しよう」という項目にあたるものであり、このサミットでの活動もSDGsに関係する取り組みであることを意識して、みんなで協力して進めていくことを期待していますと挨拶がありました。
 
続いて、各団体の活動紹介が行われました。5団体が活動している目的や内容、組織体制や、年間スケジュール、2021年度の活動の報告がありました。
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ワークショップに先立ち、お互いをより知るために5団体混合のグループで交流会を行いました。FIT-join代表の辻田敬梧さん(知能機械工学科3年)が進行を務め、1グループ約5名(各団体の混成)で、まずは自己紹介を行い、伝言ゲームを行いました。
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続いて、「大学における学生団体ってなに?」というテーマでFIT女子会代表の島川文華さん(社会環境学科3年)が進行してワークショップを行いました。まず、各団体の強み、特徴、次に発表を聞いて気づいた他団体へのイメージや意見、さらに協力してできそうなイベント案についてブレインストーミングを行い、グループの中でディスカッションを行い、そこから見える学生団体とは何か?について考えをまとめ、グループごとに発表を行いました。
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各グループの発表では、学生団体とは学生主体でイベントなどを企画したりプレゼンしたりする機会が多いので成長の場である、学部学科学年を超えたつながりができる、大学と学生の架け橋であり充実した学生生活をおくるためのサポートを行う組織である、大学の顔としての責任感が伴う組織であることなどが挙げられました。また、課題として大学との連携はできているが、学生との連携ができていない点も挙げられました。
進行の島川さんから、「学生は授業やアルバイトなど各自忙しい中で学生団体活動を行っているので、つい目の前のことに意識を集中させてしまうが、今回なぜこの団体に入ったのか、学生団体とは何かを改めて考えると自分たちの活動の意義や方向性を感じることができた。今後は団体を超えてコラボできそうなイベントを考えていきたい。」と感想が述べられました。
サミット閉会にあたり、古賀さんから、「今回、各団体のことが知れたと思うのでこれを記録して自団体に持ち帰ってほしい。ここで終わらず、みんなの気づきを後輩に伝えて、今後の活動に活かしてほしい。学生団体活動に意義を持って活動してほしい。」と述べられました。
 
実施後のアンケートでは、「このサミットに参加して、イメージでしか他団体のことを知らなかったが、各団体の紹介やワークショップで実際に他団体が行っていることを新たに知れた。」、「他の団体の活動を理解した上で共通点や協力し合える点が見つかった。」、「今日のサミット以外でも他団体ともっと交流出来たらいいと思った。」などのコメントがありました。また、全体の感想として、「今まで交流してこなかった学生と交流することで他団体の考え方を知り、活用できることは自団体で積極的に活用して行こうと思いました。」「学生団体連合みたいな組織を作ると、団体同士のつながりが強くなりそうだと思いました。」とのコメントがありました。
また、今回の企画を検討した各団体の企画メンバーは、「みんなが楽しそうに交流していたので良かった」、「5団体で協力してできることを考えていきたい」と次の活動への意気込みが感じられました。
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