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2020.09.23

2020年度新任教員・2年目フォローFD研修会を開催しました(9/11)

9月11日(金)、E棟3階R1教室にて、新任教員・2年目フォローFD研修会を開催いたしました。今年度は、①カリキュラムマネジメントの必要性を理解する②授業点検書の位置づけを理解した上で実際に作成することができる③学科でのカリキュラム点検において必要なことがわかる、の3点を目的として開催され、対象教員10名(うち、2020年度入職6名・2019年度以前入職4名)が参加しました。
まず藤岡教務部長より、カリキュラムマネジメントと事前課題について解説がありました。その中で、 “学修成果の可視化“としてエビデンスを出し実質化していくこと、PDCAを回していくことが求められており、授業を通じて得られた知見を共有し、学修成果や授業点検からカリキュラムマネジメントへ繋がることを期待している、とのお話がありました。
続いて、本学FDerである江口啓教授(電子情報工学科)より、授業点検と学科カリキュラム点検の実践事例について講演がありました。
まずカリキュラムマネジメントとは“教育を実現するために、教育課程を計画的かつ組織的に編集・実施・評価し、教育の質を向上すること”であり、そのために“教科を横断した総合的な学習を前提とした教育課程の作成が重要である”との話がありました。その上でカリキュラムマネジメントを確立するためのポイントや留意すべきこと、評価の指標となる情報収集の具体例などについて、穴埋め形式のプリントを用いて参加者の考えを促しながら説明がありました。

次に電子情報工学科での授業点検の取り組みとして、専門科目を各WGに分け点検を行っていること、また学科目標や各学年における組織的な取り組み例等が紹介されました。
またカリキュラムマネジメントに取り組むにあたり、“目に見えない問題の解決こそが鍵”であり、“私の授業から我々のカリキュラム”として、安心して自由に話し合える風土づくりが肝要であること、“関係性、思考、行動、結果の質”という“成功の循環サイクル”を回していくことが成功の鍵であることが述べられました。最後に、コロナ禍の状況をチャンスと捉え、教員同士の議論から大学全体での教学マネジメントへ繋がればとの話があり、その後は活発な質疑応答が行われました。
続いて、藤岡教務部長のファシリテートで、グループごとに前期授業(主にオンライン授業)での課題や工夫した点について意見交換を行い、全体共有を行いました。主な内容は次の通りです。
  • オンデマンド講義で学生の反応が見えないため、学生同士で話す場(ライブ形式でのグループ)を作ったところ、学生同士の教え合いが生まれた。
  • 同じような質問が多くの学生からあり、その一つ一つに答えるのが大変だったため、毎時間ごとに質問用の掲示板をTeams内に作り、そこで答える形式にした。
  • 今年から着任で1年生のレベルが分からないままオンデマンド講義となってしまったため、テストを何回か行い把握した。
  • 課題の提出率が悪かったため、動画の中で、ちゃんと見ているということをフィードバックした。
  • グループワークの際に、頑張る学生だけが頑張るようになりやすいため、一人一人の成果物も評価するようにした。その他、学生を把握して対応する、学生とのコミュニケーションを大切にしているなど。
続いて、着任2年目の松山清准教授(生命環境化学科)より昨年度の相互授業参観の報告がありました。その中で、自身の所属する学科内での参観では、担当する教員が違うと学生の態度など自身の授業とは違う側面が見えたこと、違う学科の参観では、授業前の資料事前配布方法と学生の反応について気づきがあったとのお話がありました。その後今年度の相互授業参観についてペアが組まれ、実施することになりました。
最後に、村山工学部長より、1年目の先生方へコロナ禍での対応への気遣いが述べられ、ぜひこういう機会に横のつながりを作っていただきたい、今後につながる大変意味のある会になるだろうとの閉会の挨拶がありました。
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