NEWS新着情報

トピックス

2026.04.24

2026年度「新任教員FD研修会」を開催しました (4/6)

4月6日(月)、教育開発推進機構において「新任教員FD研修会」を開催いたしました。本研修は新任教員4名(電子情報工学科1名、知能機械工学科1名、情報システム工学科1名、社会環境学科1名)を対象に着任時研修として対面形式で実施し、併せて教職員14名(教員10名、職員4名)が参加しました。
本学の新任教員 FD 研修は、教員の世代交代を背景として、組織文化の継承を目的に2013年度から開始し、その後、AL型授業の全学展開やアセスメントプラン本導入による質保証の取組み推進などの教育改革の方向性に合わせ、プログラムを改善しながら継続しています。
 
  • 前田機構長(副学長)

  • 教職員14名が参加

また本研修に先がけて、シラバス作成前の2月に本学の教育(大学教育を取り巻く現状、本学の教育、授業実施の方針、FD活動の案内等)および、本学の質保証の取り組み(教育の質保証の取り組み、アセスメントプランに基づく教育点検活動、達成目標に基づく授業設計(P)、授業の実施・学生指導(D)、授業評価(C)と授業改善・教育改善(A)等)に関する動画の事前視聴案内も行いました。

開会にあたり、前田機構長より挨拶があり、事前動画の目標と要旨、本学が求める教員像、本学の人材育成目標達成に向けたDP、カリキュラム設計・評価方法、アセスメントプラン、各教員の教育への向き合い方、個々の授業での教育方法の重要性について説明がありました。また、本研修の2つの目的「①話題提供と意見交換を通じて、本学の現状と課題、学生との向き合い方について知るとともに、自身の授業への活かし方や教育への向き合い方を考える」、「②本学の教育方針・人材育成目標の理解を踏まえ、自身がどのように教育(授業)に向き合っていくか、目標設定を行う」について説明がありました。

続いて参加者の自己紹介が行われた後、1つ目の話題提供があり、前田機構長より「福岡工業大学における新DPに沿った人材育成」をテーマに、新たな人材育成像である「デジタル力を備えた実践型人材(デジタルエキスパート)」、デジタルエキスパート育成を実現するための新DP(2025年度~)の策定、全学カリキュラム・ポリシー、デジタルエキスパートを育成する教育プログラム、各授業科目におけるDP(コンピテンシー)の伸長等について説明がありました。またこれを受け、授業手法・学生主体の学びについて意見交換が行われ、反転授業やアクティブラーニングの実践例が紹介され、授業における学生の主体性をいかに引き出すかについて活発な議論が交わされました。また、理数系基礎科目や専門科目における工夫、学生間の対話を促す授業設計、生成AIの教育活用と課題など、大学教育を取り巻くテーマについて、意見が共有されました。
山澤教務部長による話題提
研修の後半では、山澤教務部長(FDer)より、「学生との向き合い方について」をテーマに2つ目の話題提供が行われました。この中で、「授業」「研究室(卒業研究等)」「授業外での質問・相談」という3つのシチュエーションに分けて、学生と向き合う際の考え方や工夫について具体例を交えた紹介がありました。特に、学生が教員と対話をしやすい雰囲気づくりを大切にしている点についてお話があり、授業における双方向性の確保、研究室での研究進捗の管理や支援のあり方、授業外で多様々な相談を受けた際の向き合い方や担任としての対応など、ご自身の取組みについて共有がありました。またこれを受け、授業におけるアクティブラーニングについて意見交換が行われ、毎回短い感想文を提出させたり、授業のキーワードを事前に示して理解のポイントを明確にしたりするなどの工夫が、学生の主体的な学びを促すことができるという実践例が紹介されました。また、研究室指導については、授業とは異なり、少人数で長期間関わる関係性の中で、学生の自律性と教員の支援をどのように両立させるかが重要であるという意見が出されました。その他、授業外の相談や担任としての対応については、休学や退学といった重要な判断に関わる場面では、教務課など関係部署と連携しながら、制度に沿って丁寧に対応する必要があることが確認されました。
意見交換の後、本学の教育方針や人材育成目標を踏まえ、本学でどのような教育を行いたいと考えるかについて、目標設定を行う時間が設けられました。また、全体共有が行われ、「学習者本位」「学習成果の可視化」「フィードバック」「アクティブラーニング」「ICT・生成AI」といったキーワードを挙げながら、4名の新任の先生方それぞれから、今後1年間の教育および授業における取組みへの意欲が述べられました。
また、閉会にあたっては、前田機構長より、学部を超えた同期の教員同士のつながりを大切にしながら、大学全体の教育方針を踏まえた教育実践を進めて頂きたいとのメッセージが伝えられました。
  • 話題提供を受けた意見交換

  •  

本研修実施後の振り返りとして、Formsに研修理解度や教育活動に関する目標設定の入力を実施する他、9月にフォローアップ研修、3月に年度当初に立てた目標設定に関する振り返りアンケートとそのフィードバックの実施を予定しています。また、学外研修として芝浦工業大学・教育イノベーション推進センター主催の「学生主体の授業運営手法WS(対面研修)」の受講案内も行う予定です。
前のページに戻る