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2024.11.14
2024年度「教学マネジメント委員意見交換会」を開催しました(10/23)
10月23日(水)、2024年度「教学マネジメント委員意見交換会」を開催し、教員14名・職員10名の計24名が参加しました。本意見交換会は、評価・推進部会構成員(教学マネジメント委員および教学マネジメント部門員)を対象とし、所属組織を越えて、本学に必要な教育改善について意見交換を行うことにより、課題に対する認識共有を図り、効果的なFD 活動につなげることを目的として開催されたものです。今年度は①データで見る福工大生の姿、②ICTを活用した授業実践とその効果~BYOD推進について考える、③学修の評価とフィードバック、の3つのテーマに分かれて意見交換や情報共有が行われました。
全体へ流れの説明
まず、山澤教学マネジメント部門長より開会の挨拶とタイムテーブルの説明があった後、テーマ別に分かれ意見交換が行われました。各テーマ別意見交換の概要は次のとおりです。
山澤部門長がファシリテーター役となり教職員8名で意見交換
①データで見る福工大生の姿
まず話題提供として、GPS-Academicの1年生後期での受検結果に関する分析について報告がありました。この中で各学科の回答内訳の他、後期GPAや授業・カリキュラム(単位の取りやすさ、授業レベル、課題の量、教員との距離、意見を言ったり議論したりする場の多さ、周囲の学生の意識の高さ)評価と「学科を勧めるか」の関係について、全学および学科毎の傾向について説明がありました。
話題提供を受け、まずは分析結果全体について意見交換が行われました。
〔主な意見〕
・教員との距離が近い、周囲の学生の意識が高い、議論や意見を言える場があることが学科のお勧め度の高さに繋がるポイントではないか。
・1年次の授業が難しい、難しい科目があるということがお勧め度の低さに繋がっている傾向が見られるのではないか。
・学科によっては講義レベルが低すぎると感じている場合はお勧め度が低いが、これは物足りなさを感じているためではないか。
また、学生の学力レベルの違いへの対応という視点から意見交換が行われました。
〔主な意見〕
・大学での学びへのレディネスが整っていない学生が多いと感じる。
・学生が自己調整学習のスキルを身に付ける取組を進めていくことが有効ではないか。
・物足りないと感じる学生が挑戦できる場を設ける等の工夫が必要ではないか。
・DXの活用等で個別最適化をはかり同じ科目でも上級レベルの内容を扱うなど、学生の関心やレベルにあった仕組みづくりが望まれる。
・基礎科目の共通化も幅広いレベルの学生に対応をする施策の一つと考えられる。
前田機構長がファシリテーター役となり教職員8名で意見交換
② ICTを活用した授業実践とその効果~BYOD推進について考える
まず教員それぞれのICTを活用した授業実践やBYODの状況について報告があり、学科によってBYODの状況に差があることがわかりました。
〔主な報告内容〕
・シラバスにて事前資料をノートPCに入れてきて欲しいと依頼している。(タブレットを推奨しており、資料データにペンで書き込むことでノートテイキングの替わりとなる)。毎回の授業はTeamsを立ち上げて録画している。
・実験の授業でテーマの終わりごとに、スマートフォンを用いてFIT-AIMで振り返りをしている。座学の授業では中間アンケートをFIT-AIMで実施。(通常スマートフォンは利用禁止だが時間を区切って実施。)
・ほとんどの授業で学生個人のPCを活用している(1年生で間に合わない場合は貸出)。問題はソフトウェアのインストールで、事前に説明会を実施したが、まだPCを所持していない、参加率が低い等の問題がある。
・PCを持ってくるように言っても持ってこないため、PC演習室を使っている。PC購入を推奨しており90%以上は所持しているが大学に持ってこず、ソフトウェアのインストールができない。授業ではTeamsを作成して活用している。学生のアンケートをFormsで実施し、データとして活用している。
その後、授業でのICTの活用推進や教育のDX化、BYODの課題等について、意見交換が行われました。
〔主な意見〕
・デジタル人材育成に対して大学としてのスキルセットの設定が必要で、それと連動するBYODは教育のDXを進めることとも繋がる。
・BYODを推進するために、授業の場面を想定したモデルケースの策定や、学生に求めるコンピュータリテラシーの内容の確定が必要だと考える。
・BYODの課題として、一部ソフトウェアの特殊な環境があることはわかるが、授業外学習を進める授業アーカイブの再利活用が求められる(著作権への配慮も必要)。
藤岡情報工学部長がファシリテーター役となり教職員7名で意見交換
③ 学修の評価とフィードバック
事前にFIT-joinによる学生アンケートの結果を参加者に共有し、「授業における学修の評価をどのような方法でフィードバックしているか」について、教員それぞれ事例の報告と課題について意見交換を行いました。
〔主な報告内容〕
・質問があったら、研究室に来るようにと伝えると質問をしに来る学生もいる。(半分弱くらい)
・答案は返していないが、点数はFIT-moodleで返し、質問がある人は研究室に来るようにと伝えているが、来る人は少ない。テストに関する質問にはできるだけテスト前の授業で回答している。
・反転授業なので、毎週小テストをFIT-moodleで実施、一瞬で回答もすぐに反映されるので毎回点数だけはフィードバックしている。自分の場合は答案を返却してほしいとの意見はあまり聞かない。
・14回目にテストして15回目に返却しているが、15週目にテストになった際に1週間後に返却となるとなかなか取りに来ない。
〔課題に対する主な意見〕
・成績(点数・GPA)を気にしている学生は多いが、内容の理解度を把握したいという感じではない気がする。
・ソフト面としては、テスト解答の解説動画は役に立っているという話もある。ハード面としては、学生へのフィードバックとして簡単にアクセスでき使いやすいLMSの導入が望ましい。
・学生からテストを返却してほしいとの声が挙がっているが、本当に必要な人がどのくらいいるのか?そこにマンパワーを使うのではなく、学生により良いサービスとして一元化してシステム化できないか。(コスト面があるので難しいとは思うが。)
・ALの推進が終わって次に目指すところはどこなのか、一緒に研究ができるような学生、自己調整ができる学生を育てるための教育をしっかりと考えていかないといけない。
・階層構造を意識して、工夫した教育が必要ではないか。特に、学力下位層をどうするかが課題。
前田機構長から閉会挨拶
約75分間のテーマ別での意見交換の後、各テーマのファシリテーターから、意見交換内容について全体共有がありました。また山澤教学マネジメント部門長より全体のまとめとして、テーマ①から③について奇しくもDX、自己調整、レイヤー(階層構造)が共通するワードとして出ていた、今後教育改善につなげていただければと思う、とのお話がありました。
最後に前田教育開発推進機構長より閉会の挨拶として、テーマ①~③に共通することは、卒業単位の中で学生に密度の濃い学習を促すための仕掛け、例えばアーカイブを利用した時間外学習やフィードバック等によって、学生の深い理解、知識の定着につなげるのが主目的であること、そのうえで学生の自己調整を促して自己成長を高めるような施策の必要性をぜひマネジメント委員から学科の先生にお話しいただき導いていただきたいこと、学部長・センター長はそれをサポートして教育改善につなげていただきたいこと、についてお話があり終了となりました。
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まず話題提供として、GPS-Academicの1年生後期での受検結果に関する分析について報告がありました。この中で各学科の回答内訳の他、後期GPAや授業・カリキュラム(単位の取りやすさ、授業レベル、課題の量、教員との距離、意見を言ったり議論したりする場の多さ、周囲の学生の意識の高さ)評価と「学科を勧めるか」の関係について、全学および学科毎の傾向について説明がありました。
話題提供を受け、まずは分析結果全体について意見交換が行われました。
〔主な意見〕
・教員との距離が近い、周囲の学生の意識が高い、議論や意見を言える場があることが学科のお勧め度の高さに繋がるポイントではないか。
・1年次の授業が難しい、難しい科目があるということがお勧め度の低さに繋がっている傾向が見られるのではないか。
また、学生の学力レベルの違いへの対応という視点から意見交換が行われました。
〔主な意見〕
・大学での学びへのレディネスが整っていない学生が多いと感じる。
・学生が自己調整学習のスキルを身に付ける取組を進めていくことが有効ではないか。
・物足りないと感じる学生が挑戦できる場を設ける等の工夫が必要ではないか。
・DXの活用等で個別最適化をはかり同じ科目でも上級レベルの内容を扱うなど、学生の関心やレベルにあった仕組みづくりが望まれる。
・基礎科目の共通化も幅広いレベルの学生に対応をする施策の一つと考えられる。
まず教員それぞれのICTを活用した授業実践やBYODの状況について報告があり、学科によってBYODの状況に差があることがわかりました。
〔主な報告内容〕
・シラバスにて事前資料をノートPCに入れてきて欲しいと依頼している。(タブレットを推奨しており、資料データにペンで書き込むことでノートテイキングの替わりとなる)。毎回の授業はTeamsを立ち上げて録画している。
・ほとんどの授業で学生個人のPCを活用している(1年生で間に合わない場合は貸出)。問題はソフトウェアのインストールで、事前に説明会を実施したが、まだPCを所持していない、参加率が低い等の問題がある。
・PCを持ってくるように言っても持ってこないため、PC演習室を使っている。PC購入を推奨しており90%以上は所持しているが大学に持ってこず、ソフトウェアのインストールができない。授業ではTeamsを作成して活用している。学生のアンケートをFormsで実施し、データとして活用している。
その後、授業でのICTの活用推進や教育のDX化、BYODの課題等について、意見交換が行われました。
〔主な意見〕
・デジタル人材育成に対して大学としてのスキルセットの設定が必要で、それと連動するBYODは教育のDXを進めることとも繋がる。
・BYODを推進するために、授業の場面を想定したモデルケースの策定や、学生に求めるコンピュータリテラシーの内容の確定が必要だと考える。
・BYODの課題として、一部ソフトウェアの特殊な環境があることはわかるが、授業外学習を進める授業アーカイブの再利活用が求められる(著作権への配慮も必要)。
事前にFIT-joinによる学生アンケートの結果を参加者に共有し、「授業における学修の評価をどのような方法でフィードバックしているか」について、教員それぞれ事例の報告と課題について意見交換を行いました。
〔主な報告内容〕
・質問があったら、研究室に来るようにと伝えると質問をしに来る学生もいる。(半分弱くらい)
・反転授業なので、毎週小テストをFIT-moodleで実施、一瞬で回答もすぐに反映されるので毎回点数だけはフィードバックしている。自分の場合は答案を返却してほしいとの意見はあまり聞かない。
・14回目にテストして15回目に返却しているが、15週目にテストになった際に1週間後に返却となるとなかなか取りに来ない。
〔課題に対する主な意見〕
・成績(点数・GPA)を気にしている学生は多いが、内容の理解度を把握したいという感じではない気がする。
・ソフト面としては、テスト解答の解説動画は役に立っているという話もある。ハード面としては、学生へのフィードバックとして簡単にアクセスでき使いやすいLMSの導入が望ましい。
・学生からテストを返却してほしいとの声が挙がっているが、本当に必要な人がどのくらいいるのか?そこにマンパワーを使うのではなく、学生により良いサービスとして一元化してシステム化できないか。(コスト面があるので難しいとは思うが。)
・ALの推進が終わって次に目指すところはどこなのか、一緒に研究ができるような学生、自己調整ができる学生を育てるための教育をしっかりと考えていかないといけない。
・階層構造を意識して、工夫した教育が必要ではないか。特に、学力下位層をどうするかが課題。
最後に前田教育開発推進機構長より閉会の挨拶として、テーマ①~③に共通することは、卒業単位の中で学生に密度の濃い学習を促すための仕掛け、例えばアーカイブを利用した時間外学習やフィードバック等によって、学生の深い理解、知識の定着につなげるのが主目的であること、そのうえで学生の自己調整を促して自己成長を高めるような施策の必要性をぜひマネジメント委員から学科の先生にお話しいただき導いていただきたいこと、学部長・センター長はそれをサポートして教育改善につなげていただきたいこと、についてお話があり終了となりました。