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2024.09.10

2024年度「新任教員フォローアップ研修会」を開催しました (8/27)

8月27日(火)、「新任教員フォローアップ研修会」を開催いたしました。本研修は新任教員(主に1~2年目)を対象に、前期の教育活動の振り返りを通して、現状の課題などを共有し、本学教員としての心構えを持ち、本学での考え方を理解した上で後期の教育に取組むことができるようにすることを目的として開催するものです。12回目となる今回の研修には、教職員22名(教員19名のうち2024年度着任7名、2023年度着任3名、2022年度着任4名)が参加しました。

開会にあたり、ファシリテーターである前田教育開発推進機構長より、本研修の目標(①前期の教育・研究等を振り返り、後期に向けた改善のアクションプランを立てる、②カリキュラムマネジメントの必要性を理解し、DP関与度に応じた授業設計について考える)について説明があり、参加者の方に多く話をして頂くことで学部・学科を超えた教育研究に関するネットワークを作って頂きたいとのお話がありました。
  • 前田機構長

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続いて、研修の目標①に関して、中川 正基先生(情報工学科、2022年度着任)から、「本学での教育研究活動の振り返りと改善の取組み~改善に向けた「気づき」と「心がけ」の共有~」をテーマに話題提供が行われました。この中で、まず専門や研究、教育歴について自己紹介があった後、教室(授業)での教育について気づいたこと(学生の集中力は思ったより短い、目立つ数理的スキルの訓練不足、それ以外のスキルは満足)や心がけてきたこと(知的好奇心の刺激を意識、なるべく達成感を与える課題や試験)について説明がありました。またこの中で、授業は毎年改善が必要であるが、基礎学力がないと限界があるとも感じていることや、独自に実施しているアンケートの講義の感想について、嬉しかったコメントや授業の難易度の調整が必要と感じたコメント等について紹介がありました。また、研究室での教育について、運営方法や心がけてきたこと(アウトプットの機会の提供、教員自身がロールモデルになる、各学生の特性に合わせた指導)について説明があり、根気強く、また言い方の工夫をするなど「忍耐力」が必要であるとのお話がありました。また、研究室で行った独自アンケートの卒業研究の感想から、自身のやり方に不安もあったが、響く学生には響いていたことが分かったことについて紹介がありました。最後に、着任後の教育研究活動全体を振り返ると、「ようやく霧が晴れてきた」が、「まだまだ道半ば、今後も改善が必要」として、講義や研究室での教育活動、また研究活動における課題についてお話がありました。
  • 中川 正基先生

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続いて、グループワーク(30分)が行われ、前期(教育・研究・その他)を振り返り、後期に向けた改善のアクションプランについて、グループ内で共有が行われました。また全体共有が行われ、学力差や低学力層への支援について多くの教員が課題に感じていることが共有された他、アクションプランについて、学びのモチベーションを上げるためにポジティブなクラスの雰囲気作りをすることや授業内容と社会の関わりを説明することなどが共有されました。
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次に、研修の目標②について、まず前田副学長より、カリキュラムマネジメントの全体像およびカリキュラム設計・評価の理想像について説明があり、続いてカリキュラムマネジメントの必要性を理解し、DP関与度に応じた授業設計について考えるグループワーク(30分)が行われました。カリキュラムマネジメントに関しては、本年度より、これまで着任後の 4月に伝えていた内容である「本学の教育改革について」の講話や「アセスメントプランおよび成績評価ガイドラインに基づく授業設計(シラバス作成)」について動画を作成し、外部の FD 関連動画とともに、 着任前の 2月( シラバス作成前 )に視聴できるようにしています。また、今回の研修の事前課題として、「担当科目に関するワークシート」の作成依頼が行われ、この科目のねらいが端的に学生に伝わるようなサブタイトルや、この科目が貢献しているDP(到達目標)、それを達成するための工夫や課題点などについて予めシートに記入した上で、当日のワークに参加する形で実施されました。
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グループワークでは、ワークシートをもとに自分の授業で伸ばしたいDP (達成目標)はなにか、それを達成するための工夫や課題等が共有され 、意見交換が行われました。また全体共有が行われ、着任前に授業設計やシラバスの作成を行う際、DPと科目の繋がりやカリキュラムにおける担当科目の位置づけについて十分に理解や把握をしていない場合もあり、DPと科目の繋がりについて理解や共有をする仕組みや、学科単位で科目間連携(カリキュラムフロー)上シラバスに問題がないかをチェックする体制づくりなどの改善が望まれること、まず教員自身がDPやカリキュラムについてよく理解し、学生がうまくカリキュラムフローを意識して学べるような授業設計にすることが必要であることなどの意見が共有されました。

最後に、前田機構長より研修の総括と閉会挨拶があり、この中で、本学は中堅的な技術者・エンジニア・環境専門家等を輩出することがミッションであることを踏まえた上で、そこを目指して本学の学生の特徴を踏まえ、本学に相応しい授業をどう考えるのか、どう組み立てていくのかについて、今日の研修を手がかりにして頂きたいとのお話がありました。また、先生方が教育のプロとしてその能力を遺憾なく発揮され、学生の状況やレベルに合わせた教育を実施して頂くことで、学生が学科DPを達成する能力を身につけることを期待していることや、学内で学科内外のネットワークを強め、今後の福工大生の教育についてのディスカッションを続けてい頂きたいとのメッセージが伝えられ、閉会となりました。
 
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