NEWS新着情報

トピックス

2023.12.22

アントレプレナーシップ教育企画「新聞コミュニケーション・コンテスト」を開催しました (11/12)

 2023年11月12日(日)PARKSアントレプレナーシップ人材育成プログラム《Edge-PRIME Initiative(小中高生向けアントレプレナーシップ教育)》の取り組みとして、本学の学生7名と西日本新聞のこども記者経験者(小中高校生)14名が本学に集まり、「新聞コミュニケーション・コンテスト」を開催しました。この取り組みは、“社会をよりよくするため自由な発想で自分らしく”をモットーに、本学学生と西日本新聞のこども記者経験者がアントレプレナーシップについて学び、考える企画で、こども記者経験者たちは「こども食堂」と「海洋ごみ」をテーマに、それぞれの取材や本学学生との意見交換に基づくプレゼンテーションを披露しました。また、この取り組みについて2023年12月6日(水)付の西日本新聞に掲載されました。
 

こども食堂に来てもらうため、地域に住む外国人向けのポスターを作成するアイデアを紹介


 審査員、来学された保護者(21名)が注目する中、こども食堂を取材したこども記者経験者は、「こども食堂の活動を続けるためには、やりがいだけではなく、宣伝等の周知も必要」と述べ、自身の地域に外国人居住者が多いことに着目して、英語のポスターやチラシを作成するアイデアをプレゼンしました。また、高校でヨット部に所属しているというこども記者経験者は、練習時に汚れた海を間近に見て、海洋ごみ問題に関心を持ったと述べ、長崎県対馬市の「核のごみ」処分場問題を巡る新聞記事を取り上げ、海洋ごみと核のごみに対して、誰もが当事者意識を持つべきだと訴えました。
 

プレゼンテーションは他のこども記者や本学学生のほか、審査員や保護者からも注目が集まった

 
 また、本学学生は、9月に実施された事前の勉強会で、こども記者経験者たちのメンターとなって、「アントレプレナーシップとは?」「より良いプレゼンテーションの方法とは?」について、自身の経験を生かしながら意見交換を行い、こども記者経験者たちをサポートしました。メンターを担当した学生は、この企画の参加を通じて「以前はアントレプレナーシップとは、会社を作る人、というイメージがあったが、実際は他者を巻き込み、他者を受け入れながらアイデアを練り上げて社会に貢献することだと理解できた」と話し、本
学学生にとっても貴重な経験となりました。

 

コンテスト終了後には本学学生とこども記者経験者達の交流も行われた
 このプログラムを企画した本学教養力育成センター中野美香教授は「自分にしか言えないことをはっきり伝えること。内容はもちろんですが、自分らしさが一番大事です。」とメッセージを送りました。また、コンテストを終えて、次のステップとして「今日のプレゼンテーションを英訳して、動画にしてみてほしいです。共通言語の英語で話すことで世界中の人々とつながることができます。」と、こども記者経験者へアドバイスしました。
前のページに戻る